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【通販総研通信vol.97】「理想と現実の間で考える」

■通販総研メルマガNo.097■━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018年9月1日━

 

通販総研の辻口勝也です。

 

先日、日本マクドナルド創業者である藤田田氏の「勝てば官軍」
という本を読みました。20年以上前の本ですが、いろいろ学
ぶことの多い内容でした。

 

その中で、1つ印象に残るエピソードがありました。1971
年に日本にマクドナルド1号店を出店してから4年後、九州から
16歳の少年が藤田氏に会いたいと上京してきました。

 

最初は忙しいのでと断ったそうですが、その少年は1週間毎日
会社を訪ねてきました。藤田氏はその熱意にほだされて少年に
会うことにしました。

 

その少年は「これからアメリカに行って勉強したいのですが、何
を勉強したら良いでしょう?」と質問をしました。

 

藤田氏は「コンピューターは今はサイズが大きいが、今後、遠か
らずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するな
らコンピューターしかない。コンピューターだけ勉強していらっ
しゃい」とアドバイスをしました。

 

その少年はアメリカで勉強し、帰国後、日本ソフトバンクという
会社を設立しました。少年の名はもうおわかりですね。

 

このエピソードから、成功する人は行動力がある点や心の底から
会いたい人には必ず会えるといった点を感じることができました。
今後も活動量を落とさずに仕事に取り組んでいきたいと心を新た
にさせる本でした。

 

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今回のテーマは…
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■理想と現実の間で考える
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コンサルティングの仕事を行う時に気を付けていることに正論だ
けを言わないということがあります。「お客様を大切にしよう」
「商品の価値をわかりやすく伝えよう」等、それだけを言うのは
簡単ですが、現状をもとに具体的にどう実施するかまでを考えな
いと言われた側が苦しくなるだけになります。

 

人手が足りない、経験が足りない、時間が足りないと現場には、
やりたくてもできない事情があります。その事情も考慮しながら
施策を考えないと精神的に苦しい上に、施策は実施されないとい
う状態に陥ってしまいます。

 

月に2,000人の来店客が来るお店を例にとります。もし、こ
のお店の店長が毎月2,000枚の心のこもったお手紙を手書き
で送ったらきっとこのお店は繁盛することでしょう。しかし、現
実に店長にはその時間がありませんので、宛名は印刷しよう、
DMに手書きのコメントを数行添えよう、スタッフにも手伝って
もらおう、毎月ではなく2ヶ月に1回にしようと理想を現実にあ
わせて運用していくことになります。

 

理想を追い求めて施策がとん挫するよりも現実に即した施策が
継続できる方が結果として効果にはつながっていくのです。

 

ある健康食品通販の会社にいるSさんは以前はお電話でお話しし
たお客様に直筆の手紙を送っていました。ただ毎回時間も手間も
かかるので、なかなか継続できないでいました。ある時から手書
きをやめ、ワードで文章を作成して送るようにしたところ継続し
て送れるようになりました。内容もお客様と会話した内容を盛り
込んでいるので、お客様も喜んでくださっているとのことです。

 

ある化粧品通販の会社では売上規模が小さいうちは毎月送るDM
の宛名は全て手書きにしていました。想いを大切にということで
取り組んでいたのですが、規模が大きくなるにつれて対応が難し
くなってきたので、あるタイミングから宛名印字に変更しました。
宛名は印字になりましたが、同梱するツールで想いが伝わるよう
にと様々なツールを作成していきました。

 

一方で現実に甘んじていて理想を追わないと社会の変化に遅れを
とってしまいます。

 

ある会社では経営者の方が8年以上前から本業の売上減を予測し
ており、会社の未来を考え、新規事業として通販ビジネスに取り
組んでいました。最初の数年は赤字でしたが、本業の余力がある
うちにチャレンジしたことで、今となっては本業と並ぶ事業の柱
にまで成長させることができました。

 

またある健康食品通販の会社では、ネット広告の運用をパートナ
ー企業に依頼していましたが、なかなか成果につながっていませ
んでした。そこで外部に頼る現状から自社社員の運用に切り替え
ました。当初は試行錯誤も多かったのですが、事業にかける想い
が勝ったのか、ある時から着実な成果につながっていきました。
外部に任せている現実から脱却しなければ成果にもつながらなか
ったことでしょう。

 

理想だけを追っていても施策は前に進みませんが、一方で現実に
甘んじていても理想を求める動きができません。施策を考える上
では理想と現実の間でうまくバランスを取って取り組んでいって
ください。

 

 

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