DMや同梱物は自社で作ることで製作スピードを上げることができる

弊社ではまだ事業規模の小さなクライアントに対して、お客様に送る商品同梱物やDM等を出来るだけ自分達で作ってもらうようにアドバイスしています。

なぜならば、プロの広告代理店や制作会社に任せたからといって必ずしも上手くいくわけではなく逆に丸投げをした結果、思うような成果が出なかったという事例を多く見ているからです。


自社で苦労して考えて作ることで、ノウハウが蓄積されどのような点を押さえれば良いのかなどポイントも掴めるようになります。そうすると、プロに依頼する時も丸投げせずに、具体的な依頼が出来るようになります。結果として、自社のノウハウとプロの経験が掛け合わさった制作物ができ、成果を上げることにつながっていきます。


一方で、このような経験をせずに、プロに任せれば必ず上手くいくと考え自ら考えず丸投げしているようなケースでは、なかなか思うような成果を出せずにいます。これはプロが悪いのではなく、具体的なイメージを持たずに発注する側に問題があることが多いためです。このような依頼では、時間ばかりかかり、成果につながらず終わってしまうものです。


健康食品通販会社A社は、事業立ち上げ当初は大手の広告代理店に新規獲得の為の広告作りを依頼していました。しかし、なかなか思うような成果が上がらずに多くの広告予算と時間を費やしていました。そこで、担当者が自ら広告を作り、出稿したところ、今までのどの広告をも上回るレスポンスを獲得することができました。その後は、安定して新規を獲得することができ、事業を軌道に載せるきっかけを作ることができました。


化粧品通販会社B社は、毎月キャンペーンDMを自分たちでパワーポイントを使って制作しています。回を重ねるごとに、強調するポイント、伝えるべき内容がわかりやすく表現できるようになり、パワーポイントで作ったとは思えないほどの仕上がりにまでなっています。そして何よりも、DMのレスポンスもとても高く、恐らくプロに任せたのと変わらない程の結果を出せています。


化粧品通販会社C社は、定期のお客様に送るニュースレターをスタッフで担当決めをして毎月制作をしています。毎月のことなので、とても大変な取り組みですが、嬉しいことに先日お客様から『手作り感があって、とても親しみやすい』、『毎回○○さんの美容コラムを楽しみにしています』などのお声をいただくことができました。


自分達で一生懸命に作っているものだからこそ、お客様に気持ちが伝わり、スタッフの名前も覚えてもらうような関係作りができるようにまでなりました。ツール制作はどうしてもプロに任せたほうが良いものができると考えがちですが、DMやニュースレターの目的は想いを伝えることや商品を提案することです。目的がしっかり伝われば、見栄えなどはあまり関係ありません。


逆に見栄えは良くても、そこに自分達の想いや考えが表現されていなければ思うような成果を上げることが出来ません。ツール作りをするときは、最終的にはプロに整えてもらったとしても出来るだけ自分達で考え、ラフ程度は作るような習慣を取り入れていくことをお勧め致します。


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