創意工夫の癖付けをする
通販ビジネスにおいては、以前と比較するとノウハウや事例などがだいぶ業界内で共有されるようになってきました。セミナーに出たり、ネットを調べたりするだけでも多くの情報を知ることができます。
そんな中、自社の独自性をどう発揮するかという際にポイントになるのが施策における創意工夫の積み重ねです。創意工夫を積み重ねた取り組みは社外からは見えにくいですし、容易に真似できないのでその会社の独自性につながっていきます。
ある会社の取り組みやツールを単に真似してもなかなか成果が出ないのは、その会社がどういう考えのもとにその施策を実行したのか、そこにはどんな創意工夫が盛り込まれているのかがわからないためなのです。
創意工夫を積み重ねるためには、その癖付けを行うことが大切です。どうしたらお客様が喜んでくださるか、どうしたらDMの反応率が上がるか、どうしたら定期コースの継続率が上がるか等、「どうしたら」を一生懸命考えることでその癖付けができるようになります。
ある健康食品通販の会社では定期コースの継続率を上げるために、クレジットカード払いへの変更を案内するツールを作成することになりました。幾つもの他社事例を参考にしながら現場のスタッフの方が作成したのですが、幾つもの創意工夫を重ね、低コストで施策が実行できるようになりました。
ある健康食品通販の会社ではコールセンターのオペレーターの方が定期的にミーティングを行い、商品の案内の仕方について意見交換を重ねています。その意見交換を通じて、様々なスクリプトを試しわかりやすい案内トークを編み出しています。
また、ある化粧品通販の会社ではシールを貯めたらプレゼントを送付という企画を立てたのですが、シールを商品に貼る手間やコストが課題になりました。そこで、商品についているバーコードを集めるという企画に変更することで早期に施策に取り組むことに成功しました。
日々行う施策もちょっとした創意工夫を盛り込むことで成果の数字も変わってきます。ぜひ創意工夫を行う癖付けを社内で行い、独自性のある施策に落とし込んでいってください。
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