対面のイベントを再開して、LTVアップを目指そう!
コロナも第5類に引き下がることが決まり、マスクを外している人も多く見かけるようになりました。街にも活気が戻り、コロナ前の2019年の様相を帯びてきています。
コロナ禍ではインスタライブを活用した情報発信に力を入れていた企業も多かったと思いますが、やはり対面に勝るものはありません。今こそ、対面イベントを活用し、お客様との絆を深めていくことがお客様理解はもちろんのこと、LTVアップにもつながっていきます。
対面セミナーの方が満足度が高い
健康食品通販会社A社は、頻繁に健康セミナーを開催しています。コロナ前は、各地方に社員が出向き10人程度のお客様向けにセミナーを行っておりましたが、コロナ禍ではオンラインセミナーとして開催していました。
オンラインセミナーは、対面セミナーと比べ、一度に多くのお客様に参加頂けるので、開催する方からすると効率は良いものです。しかし、参加者側の満足度を見ると、オンラインでは集中力の維持が難しいのか対面の時ほど高くないようです。そこで今では、以前のような対面セミナーに力を入れています。
やはり、社員が一人ひとりお客様の顔を見ながら丁寧に話すからこそ熱量が伝わり、満足度が高いという結果になるのでしょう。
化粧品通販会社B社は、自社工場を持つという強みを活かし、工場見学を行っております。生産ラインを見学しながら製品づくりのこだわり、安全性に関して触れてもらうことで企業、商品への信頼を深めていきます。
化粧品が出来上がるまでの生産ラインをなかなか直に見ることは出来ないので、とても人気のイベントとなっており、実際に参加した人は、自分が使っている商品がどんな環境で作られているか体験することで安心感を得ることができます。
新規客獲得も対面の方が説得力が増す
健康食品通販会社C社は、新規客獲得のために、商業施設のイベントスペースを使って期間限定の対面販売を行っております。コロナ禍では控えていたようですが、昨年末位から再開をしています。
お客様が商品を試飲している間、スタッフが商品の説明をしていきます。さらに、試飲で終わらせずに、最後には定期コースへの入会の案内をしていきます。
広告と比べると一度に獲得出来るお客様の数は少ないのですが、商品を体験し、直接説明を聞くことで理解が進むのか継続率が高い傾向にあるようです。
新規獲得効率の悪化から、LTVアップへの取り組みを考えているEC通販会社が増えてきています。そんな中、積極的にお客様と対面することでお客様との絆を作り、商品理解を深めていくこと繋がっていきます。
とても非効率なことの様に見えますが、この非効率をやり切れるかが競争激しい、EC通販業界ではますます求められるのではないかと考えています。お客様との出会いが減っている企業様はぜひ対面での出会いを検討してみてください。
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