通販企業として、コロナ禍のリスクのシミュレーションを行う
この1ヶ月で在宅勤務を取り入れる会社が増えてきました。社員の感染リスクを減らす取り組みとして非常に有効な施策です。ただ、通販会社の場合はパートナー企業にサポートいただきながら事業展開を行っている会社が多く、パートナー企業とも今後、起こり得るリスクについて検討をしていく必要があります。
多くの通販会社が外注のコールセンターを活用しています。例えば、現在、新型コロナウィルスの感染が広がる中、もしコールセンターが入居しているビルの利用者から陽性反応が出た場合、コールセンターはどういう対応を取るのかを想定しておく必要があります。
機能自体が止まってしまうのか、在宅で対応するのか、対応できるオペレーターの人数が減るのか、様々な場合を今のうちから想定しなくてはいけません。
テレビや新聞広告主体に新規獲得をしている会社は特に広告出稿をしたが受電できないということは避けなくてはいけません。すでにリスクヘッジで複数のコールセンターを起用している会社も多いですが、事前のコミュニケーションを深く取っておく必要があります。
すでに受電時間を従来より短くしたり、配送まで日数がかかるかもしれないことをアナウンスしている会社もあります。この状況下ではお客様も許容してくださる方が多いと想定されますので、パートナー企業と相談の上、無理のないルールへの変更を検討するべきです。
またWEB主体で販売している会社でマイページから定期コースの解約や変更ができない会社は対応できるようにするといった変更も必要になってくると考えます。お客様が定期コースの変更をしたいがマイページでできないと電話をするが繋がらないなんて事態も起こり得るからです。
先日の安倍総理の会見で「長期戦」というキーワードが出てきました。マスコミの報道がどこまで不安を煽るかはわかりませんが、しばらくはこのような状況が続く前提でいた方が良さそうです。
起こりうることを想像して、事前にリスクをシミュレーションしていきましょう。弊社も皆様にとって有益と思われる情報については随時、発信していくつもりです。
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