手数の多さが大切
うまくいっている企業の共通点として1つあげられるのが「手数が多い」という点です。
ビジネスの世界は正解がわからないことが多くありますが、とは言え、手をこまねいていたり、「様子を見る」という施策の先送りを行っても、売上が上がることはまずありません。
うまくいっている会社は総じて、決断が早く、数多くの施策をスピーディーに実行しています。その中には当然、数多くの失敗も含まれるわけですが、失敗なくして成功もないわけで、結果として他社より早く成功のきっかけを掴むことができているのです。
ヒット商品を開発したければ、どんな新商品がお客様に求められるかを考え、数多くの新商品案を出すこと、当たる広告を作りたければ、数多くのテストマーケティングを行うこと、お客様に喜んでほしいなら、どんなサービスが喜ばれるか考え、実行すること、と常に数多くのアイデア、施策の実行力が求められます。
以前、営業の達人である友人と話している時に、彼がふと「営業センスが優れている営業マンより、見込み客への訪問件数の多い営業マンの方が最終的な営業成績は良いのですよ」と教えてくれたことがあります。
通販の世界でも同様に、お客様との接触を継続して行い、情報発信している会社が多くのリピーターに支えられています。
ある健康食品通販会社は立ち上げ時期になかなか広告が当たらずに苦労していましたが、めげることなく20種類以上のクリエイティブをテストしていき、最終的に当たり広告を作ることができました。広告代理店に丸投げすることなく自分達でも広告案を作成し、パートナーと一緒に作り上げていきました。
また、ある化粧品通販会社ではお客様に送るDMの頻度を2倍に増やし、より多くのリピート売上を作ることができました。経費は以前よりもかかりましたが、それ以上の売上がたつと共に、お客様との接触回数が増え、ロイヤル客への成長も増やすことができました。
日常業務、お客様との接点等、様々な点について手数を多くするという視点を取り入れてみられたらいかがでしょうか?
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