施策をわかりやすく記録に残す
クライアント企業と打ち合わせをしていると、過去の施策がわかりやすく記録に残ってないということがあります。販売データの分析結果を共有してる時に、大きな数字の変化を見つけることがありますが、たいてい「この時期、何をしたかな?」とすぐに施策が思い出せないないことが多くあります。
広告やDMのレスポンス表を見る時も、クリエイティブが一緒に載っている表を見ることが大切です。クリエイティブがないとレスが悪かった要因がすぐに判断できず、打ち合わせが前に進まないということにつながります。
例えば、今年4月のキャンペーンの結果が悪かった時に、昨年、一昨年の結果と照らし合わせます。施策を実施した担当者でも日々の業務に追われる中、すぐに過去の施策を思い出すことは難しいものです。しかし、過去の施策内容と数字を正確にまとめておくことで短時間で思い出すことができます。
ある化粧品通販会社では、数字だけのレスポンス表をもとに、広告やDMの打ち合わせをしていましたが、実施したクリエイティブも表に載せるようにしたところ、情報共有が短時間でできるようになり、打ち合わせがスムーズに進むようになりました。
また、売上の推移表の下に年月別に施策を書いておくのも有効です。後日、振り返ってみると俯瞰的に自社の施策を見ることができ、施策の偏りや漏れなども容易に発見することができます。昨年実施していたことが、今年できていないとか、スタート時期が遅れていたなどの発見もできるのです。
ある健康食品通販の会社では、毎月の売上や経費を整理している表の下にその月に実施した広告やそのレスポンスを記載するようにしました。それによって、次月以降の媒体選定なども出稿サイクルがわかることから、その表で皆が一目でわかるようになりました。
過去の施策の共有がうまくできていない会社はまずは、わかりやすい記録を日頃の資料に取り込んで作られてみてはいかがでしょうか?社内での情報の共有化の一助にもなります。
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