化粧品通販成功事例公開セミナー
 

通販広告は自社で作ることがレスポンスアップにつながる

通販広告は自社で作ることで、短期間に多くのテストができる

通販事業は、新規顧客を獲得するために広告を活用します。そのため、広告クリエイティブの良し悪しが、事業の成否に大きな影響を与えます。多くの企業では、広告クリエイティブをプロである広告代理店や制作会社に依頼して作ってもらっていますが、弊社では、出来るだけ自社で制作するようにアドバイスしています。


もちろん、広告を作ったことが無い人がほとんどですので、最終的にはプロにキレイに仕上げてもらいますが、その前段階の広告の構成や文章については、出来るだけ自社で考え、作ることを目指します。


なぜならば、継続して事業を成長させている企業は、事業立ち上げ当初は費用をかけず、自社で広告やお客様に送るツールを制作していたという共通点があります。このような苦労があったからこそ、自社にノウハウが蓄積され、その後プロに依頼する時でも丸投げせず、主体性を持ってクリエイティブ作りに取り組むことが出来ています。


また、自社で制作が出来ると、修正や改善までの時間も短縮され、短期間に数多くのクリエイティブテストを行うことができ、長期的に見るとレスポンスアップにつながっています。


化粧品通販会社A社の経営者は、自社の社員の成長を目指し、広告クリエイティブを自社で作ることにしました。社員の方々は、デザイナー、広告代理店出身ではないので、いきなり原稿を書くことはできませんでした。そのため、まずは、他社の広告を集め、そこから学ぶことから始めました。具体的には、各社の広告要素を分解し、どのような要素が含まれているのか?どのようなストーリ展開になっているのかを書きだしていきました。


学んだことをベースに、実際に原稿を書いては修正することをくり返していくうちに、次第に表現が磨かれていきました。さらに、イラストレーターの基本的な使い方も短時間で習得し、自社でデザインを含めた改善が出来るようになりました。


化粧品通販会社B社は、ランディングページの制作を依頼する際は、必ず、ページ構成、文章、強調したい文字、イメージを具体的に伝えるよう心がけています。なぜならば、制作会社に丸投げで依頼していた時、デザイン案として上がってくるものに満足がいかず、毎回手直しに時間をとられていたためです。また、ページ構成や文書、イメージを具体的に伝えていくうちに、どのように表現すればお客様に伝わるかを深く考えるようにもなりました。結果、他社に丸投げしていた時よりも良いランディングページが出来、効率よく新規を獲得することにつながっています。


クリエイティブ力を高めるために広告コンテストを実施

先日、クライアント企業様にて、社内広告コンテストを行いました。半年近く前から通販の事業構造、広告制作やリピート客育成について研修を行っていたのですが、参加していた役職者からの提案で、参加者全員で広告案を制作し、良い案があったら実際にテスト出稿してみようという話になりました。


この企業では、創業当初は、社員数も少なく経営者を始め皆で一緒に広告作りを行っておりました。広告の反応が目標値まで届かなければ、すぐに新しい表現に替え、テストをくり返すという流れをスピーディに回していました。そのため、失敗を繰り返しながらも、どのような特徴を持つ人が自社商品のターゲットで、どのように表現すれば商品の魅力が伝わるのかといったノウハウを蓄積することが出来ていました。


しかし、事業が成長するにつれ、社内で広告表現を考えるのではなく、広告代理店に広告案を出してもらい、それを新規担当部署がチェックして出稿する流れとなっていきました。その結果、広告案の提案を受けてもどう赤字を入れたら良いのか、広告の反応が悪い時にどのように修正を加えていけば良いかといった判断が段々できなくなってしまっていました。


そこで、もう一度原点に戻り、普段、広告に携わっていないような社員も含め皆で研修において広告制作の基本を学ぶと共に自社商品のターゲットは誰であるのか、訴求ポイントは何があるのかを具体的に考え、商品特徴や自社の強みを各自で絞りだしていきました。このようなことを何度か繰り返していく内に、日頃は広告に携わっていない社員からもより良い表現が出てくるようになりました。


広告コンテストではイラストレーターを皆が使えるわけではないので、手書き、ワード、パワーポイント等を活用した形でクリエイティブ案を表現してもらうことにしました。


広告作りに慣れていないスタッフにとっては、とても大変であったかと思いますが『自社商品のお客様は誰なのか?』『どんな特徴を伝えればお客様に魅力が伝わるのか?』を必死になって考えてくれました。


広告案ができたところで、ワークショップ形式でディスカッションを行い、幾つかの案をテスト候補として選ぶことができました。また各自の案からほとんどの参加社員が研修内容を理解し、スキル向上につなげていることも確認できました。


広告のクリエイティブがマンネリしている企業様、広告代理店任せで新規獲得に苦労している企業様、社員の適正や才能の発見をしたい企業様、機会があれば社内でコンテストをしてみてはいかがでしょうか?広告だけでなく、DMやメルマガ等でも良いです。何かしたらきっと新しい発見があるはずです。


広告クリエイティブを自社で作ると聞くと、とてもハードルが高く聞こえます。しかし、構成や文章であれば、商品のことを一番よく知っている企業の方々が作るのが一番お客様に伝わります。文章の細かい言い回しなどは、プロのアドバイスを頼りにしつつも、出来るだけ自社で作るように心がけてみてください。



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