行動力が能力を高める

成果の出ている会社、成長している人の共通点として行動力の高さがあげられます。慎重に物事を考えて仕事を進めていくことは非常に大切ですが、慎重になりすぎて、いつまでも考えていてはなかなか成果
につながりません。

 

「熟慮」と「懊悩(おうのう)」という言葉があります。「熟慮」とは考えるべきことをじっくり考え検討すること、「懊悩」とはどんなに考えても意味のないことを、くよくよ考え、堂々巡りをして時間を浪費したあげく、仕事が前に進まないことという意味です。「熟慮」のつもりが、「懊悩」になっていないかは常に気にする必要があります。

 

仮に能力を1~5、行動力を1~5とランクをつけ、5×5のマスを作ってみます。一番良いのは能力5の人が5の行動力を発揮することで5×5=25になります。但し、能力5の人が行動力1であれば5×1=5になってしまいます。一方で能力2の人が5の行動力を発揮したら2×5=10になり、能力5の人を結果で上回ります。5の行動力を発揮し続けると能力2が3になりますので、結果もどんどん上がっていきます。

 

最近、弊社で研修を行っている会社でのことですが、研修で学んだことを自分なりに実行に移している方がいます。客観的に見ていても成長のスピードが早く、学んだことが自身のスキルアップにつながっていることが伝わってきます。

 

一方で10年以上前に知り合った方で非常に勉強熱心な方がいました。自他共に認めるセミナーおたくで、多くのセミナーに通って身につけた知識は講師ができるくらいのレベルでした。ただ、自身の事業に関しては失敗を恐れすぎてなかなか行動に移せず、成果につなげるのに苦労をされていました。

 

施策を実行していれば、仮に失敗しても修正が可能です。修正を加えながら成果につなげることも可能です。しかし、実行していなければ、いくら検討していても成果はゼロのままです。時間だけが浪費されるのでマイナスかもしれません。

 

健康食品通販会社のA社は通販立ち上げ当初、広告が当たらずに苦労しました。しかし、6ヶ月間、ひたすらクリエイティブテストを繰り返すことで勝ちクリエイティブの開発につながり事業を拡大することができました。

 

健康食品通販会社のB社は同梱ツールや会報誌を社内で制作しています。当初は不慣れで苦労していましたが、経験を積むに連れて制作スキルが上がり外部に頼むのと遜色のないものができるようになりました。

 

やりたい施策があって、それが事業の売上アップやお客様の満足度向上につながりそうであれば、なるべく早く実行に移してみてください。1回でうまくいかなくても諦めることなく取り組んでいけば必ず成果につながります。

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