化粧品通販成功事例公開セミナー

 

商品開発の過程で広告を作成する

新商品を開発し、さあ販売スタート!となってから広告を考え始める会社を時々お見かけします。いざ広告を制作しようとした際に、表現できる要素が少ない、競合品に対して優位性が少ない、こだわって配合した成分だが広告ではあまり表現できないといったことに気づくことがあります。しかし、商品が完成してからでは手遅れなので、早い段階で気づけるようにしなくてはいけません。


通常、商品開発にあたってはアイデア出しに始まり、ターゲットの選定、競合調査などを行いながらコンセプトを設計していきます。その過程でラフで良いので広告を作成してみることで、商品案の魅力度や競合との優位性について確認することができます。


広告で表現できないこだわりに注意する


社内でのプレゼン資料で、ある成分はこんな効果・効能があると表現していても広告で表現できない場合は割り引いて判断する必要があります。特に開発担当部署と販促部署の連携が取れてない場合、開発担当部署がアピールするこだわりが広告では表現できないといったことが起こりがちです。


健康食品通販会社A社は開発部署が社内で強く、継続して新商品の開発を行っております。ただ、広告の理解がほぼない中で開発を行ってしまうので、販促部署の担当者は途方にくれてしまい、結果として売上に繋がらないということが度々起きてしまっています。


食品メーカーのB社は職人気質の開発担当者がいて、コストの高いこだわりの原料を多く配合した商品を開発していました。ただ、そのこだわりは消費者にとってはわかりにくいものであったため、広告や商品パンフレットで表現されることはありませんでした。そこで経営者が開発担当者と話し合いを重ね、品質を見極めながら表現できないこだわりについては配合を見直し、コスト削減につなげました。


広告では表現できないが品質アップにつながるものは配合する必要があるので、その見極めは当然必要になります。


作成した広告案を消費者に近い社員に見てもらう


開発担当者や広告案を作った販促担当者はどうしても商品案、広告案を贔屓目に見てしまう傾向があります。そこで社内の中でも、開発・販促に携わってない社員の方に事前情報を与えずに広告案を見てもらうことが大切です。


消費者に近い立場にある社員の方に忌憚のない意見をもらうことで、商品案の魅力度や広告案のわかりやすさを把握することができます。小さな会社だと経営者の奥様がまさに適任で、身内ゆえに忖度なく厳しい意見を言う場面を過去に幾度となく見てきました。


広告出稿前に意見をもらうことで、実際に出稿した広告の反応が悪かった場合でも仮説を立てることができます。商品を開発するのはプロの仕事ですが、商品を購入するのは知識の少ない一般消費者であることを忘れてはいけません。


商品開発も広告も外れることの方が多い


商品開発も広告も確率で見ると外れる方が可能性が高いです。だからこそ、一喜一憂するのではなく、仮説を立て検証をしていくことの積み重ねが大切です。その積み重ねが未来の商品開発、広告制作の財産になっていきます。


プロ野球のイチロー選手の名言で「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道」というものがあります。商品開発も幸運に恵まれない限り、いきなりヒット商品というわけにはいきませんので、失敗を重ねながら経験を積むことが大切です。


新商品は開発過程の段階から広告を作成することで、多くの気づきや改善点を発見することができます。そのためにも開発部署と販促部署が常日頃からコミュニケーションを重ねることが大切です。商品開発の重要度が年々高まってきていますので、ぜひ開発過程での広告作成にチャレンジしてみてください。

 
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