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自社の強みを見つめ直す

成長市場だった通販ビジネスも近年、成熟化が進み売上アップの難易度が上がってきました。新規獲得を課題にあげる会社も多く、一昔前と比べ、目立って急成長する会社も少なくなりました。


また、近年は容器代の高騰、2024年問題も話題になっていますが物流費アップ、紙代高騰による新聞広告の値上げ・DMなどの印刷費アップといった費用面のアップも起き始めています。


売上が上がらないと悲観的になりがちですが、このような状況下では改めて商品を買ってくださる既存客に目を向けることが大切です。お客様は「自社の強み」にお金を払います。旅行先でのお土産と違って何となく商品を買っているお客様はいません。なぜ、お客様は会社を信頼し、商品を買い続けてくれるのか?そこに今後取り組むべき施策のヒントが眠っています。


自社の強みはお客様に伝わっていますか


以前、ある化粧品通販会社で社員一同で自社の強みを出し合ったことがあります。各自が何となく感じている強みを見える化することによって共通認識を持つことができたと共に、この強みはお客様に伝わっているだろうかという気づきを持つことができました。


「自社の強み」は意識しないと言語化は難しいものです。何となく自分達の中では当たり前になっていることもあり、きっとお客様も知っているだろうという気になってしまいます。


毎回カタログに書いてある、常にオンラインショップで表示している、何回もメールやDMで告知していると言っても、思いのほかお客様の記憶には残っていないものです。


私達が通勤時に道路、駅のホーム、電車内で数多くの広告を目にしながらほとんど覚えてないと一緒です。しつこいくらい繰り返し伝えてようやく伝わるものと認識しておくとちょうど良いかもしれません


会社だけでなく社員も強みを意識する


中日ドラゴンズで活躍した荒木雅博氏が飛躍のきっかけを掴んだのは実に入団9年目。ドラフト1位での入団でしたが、打撃成績が低くレギュラーに定着できないまま年月は過ぎていきました。


前年秋に監督に就任した落合博満氏は平均的な選手よりも一芸に秀でた選手を好むタイプだったことから、荒木氏は自分の強みである「守備と走塁」をアピールすることにしました。課題だった打撃の改善ではなく、守備と走塁の向上を図ることでレギュラーに定着することができました。


社歴が浅いうちは様々なことにチャレンジし、スキルを高めていくことが大事ですが、ある程度、経験を積むと得手不得手は明確になっていきます。上に立つ人はどうしても部下の苦手・課題に目が行きがちですが、強み(得意なこと)を伸ばすことが組織への貢献を高めることがおおいにあります。会社も人も苦手の克服は困難ですので、強みを活かす視点も大切に
なります。


強みを意識する1年にしましょう


会社も人も「強み」が大切です。これは今に限った話ではありませんが、急激にビジネスの難易度が高まっている今だからこそ、より意識していくことが大切です。


ちょうど新年を迎え、気持ちが新たになる時期に改めて自社の強み、自分の強み、一緒に働く人たちの強みを意識してみてはいかがでしょうか?


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